薬剤師が漢方薬をわかりやすく解説します。漢方薬を使ってみたいと思っているかた、これから漢方薬を勉強しようとお考えのかた、みなさんが薬局やドラッグストアで漢方薬を選ぶときなどに(薬剤師さんや登録販売者さんも、)参考にしてください。

六味地黄丸



六味地黄丸(ろくみじおうがん)

別名を六味腎気丸、六味丸

出典

小児薬証直訣

組成

地黄(ジオウ) ※正しくは熟地黄
山茱萸(サンシュユ)
山薬(サンヤク)
牡丹皮(ボタンピ)
沢瀉(タクシャ)
茯苓(ブクリョウ)

適応症状

排尿困難、頻尿、残尿感、夜間尿、浮腫

膝や腰のだるさ、腰痛、めまい感、耳鳴り、難聴、歯のぐらつき

寝汗、遺精、性的機能低下(勃起不全、早漏など)

体の熱感、手のひらや足のうらのほてり

無月経、経血量が少ない、無排卵

乳幼児・小児の発育不良や知能の発達不良

かゆみ

  • 保険適応外の症状を含みます。
  • 上記の症状に応用が可能という意味であり、すべての症状が六味地黄丸で治せる、ということではありません。

ポイント

腎陰虚による、のぼせ、ほてり、口渇があるときに適します。

老化現象としての、足腰の衰え、髪が抜ける、歯が抜ける、性欲が衰える、物忘れなどの症状に使われます。

注意

冷えを伴う症状であれば、八味地黄丸が適します。

地黄で胃腸障害(下痢、食欲不振、胃もたれ、膨満感など)が起こることがあります。

カゼのときや、下痢のときは、服薬を止めておいた方がいいです。

  • 用法用量や使用上の注意は、医師・薬剤師の指示、または添付文書の説明を守ってください。

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