薬剤師が漢方薬をわかりやすく解説します。漢方薬を使ってみたいと思っているかた、これから漢方薬を勉強しようとお考えのかた、みなさんが薬局やドラッグストアで漢方薬を選ぶときなどに(薬剤師さんや登録販売者さんも、)参考にしてください。

四物湯





四物湯(しもつとう)

血虚に対する基本方剤

『金匱要略』の芎帰膠艾湯から、阿膠・艾葉・甘草を除いたもの

四物湯の出典

和剤局方

四物湯の組成

地黄(ジオウ) ※通常は熟地黄
芍薬(シャクヤク) ※通常は白芍
当帰(トウキ)
川芎(センキュウ)

四物湯の適応症状

月経不順(月経周期の延長・月経量が少ない・無月経)

冷え症

産前産後(または流産後)の疲労回復、更年期障害、血の道症

不妊症、早産、流産

しもやけ、しみなどの皮膚疾患

血虚(顔色が悪い・艶がない・皮膚がかさかさして潤いがない・・・など)

  • 保険適応外の症状を含みます。
  • 上記の症状に応用が可能という意味であり、すべての症状が四物湯で治せる、ということではありません。

四物湯の使用ポイント

最も基本の補血剤であり、他の多くの処方のベースになります。

四物湯単独で用いることはほとんどありません。

女性に使われることが多いですが、血虚による皮膚疾患には男性でも使われます。

四物湯の注意点

地黄・当帰による胃腸障害に注意が必要です。

  • 用法用量や使用上の注意は、医師・薬剤師の指示、または添付文書の説明を守ってください。

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