薬剤師が漢方薬をわかりやすく解説します。漢方薬を使ってみたいと思っているかた、これから漢方薬を勉強しようとお考えのかた、みなさんが薬局やドラッグストアで漢方薬を選ぶときなどに(薬剤師さんや登録販売者さんも、)参考にしてください。

排膿散及湯


排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

『金匱要略』にある「排膿散」と「排膿湯」の2つを合方したもの。

出典

吉益東洞経験方

組成

桔梗(キキョウ)
甘草(カンゾウ)
枳実(キジツ)
芍薬(シャクヤク)
大棗(タイソウ)
生姜(ショウキョウ)

適応症状

各種化膿性疾患

患部が発赤、腫脹して疼痛をともなった化膿症

瘍(よう)、癤(せつ)、面疔、などいわゆる「おでき」

歯槽膿漏、歯齦炎

  • 保険適応外の症状を含みます。
  • 上記の症状に応用が可能という意味であり、すべての症状が排膿散及湯で治せる、ということではありません。

ポイント

排膿、消炎、鎮痛の作用が期待できます。

排膿を促すので化膿性の皮疹によく用いられます。

脾の働きを補う生薬も配合されています。

患部の熱感が強い場合は、黄連解毒湯などの清熱薬が併用されます。

注意

甘草の配合量が多いので、長期に使用する場合は甘草による副作用に気を付けてください。

  • 用法用量や使用上の注意は、医師・薬剤師の指示、または添付文書の説明を守ってください。

関連ブログ記事

排膿散、及び排膿湯、つまり排膿散及湯

 

漢方薬一覧ページに戻る

PAGETOP
Copyright © 漢方薬を始めよう All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.