薬剤師が漢方薬をわかりやすく解説します。漢方薬を使ってみたいと思っているかた、これから漢方薬を勉強しようとお考えのかた、みなさんが薬局やドラッグストアで漢方薬を選ぶときなどに(薬剤師さんや登録販売者さんも、)参考にしてください。

清暑益気湯


清暑益気湯(せいしょえっきとう)

「補中益気湯」の夏バージョンのような処方。

気陰両虚の基本処方である「生脈散」の加減方です。

清暑益気湯の出典

医学六要

清暑益気湯の組成

人参(ニンジン)
麦門冬(バウモンドウ)
五味子(ゴミシ)
黄耆(オウギ)
白朮(ビャクジュツ)
当帰(トウキ)
陳皮(チンピ)
黄柏(オウバク)
甘草(カンゾウ)

清暑益気湯の適応症状

暑気あたり、(暑さによる)食欲不振、下痢、倦怠感、疲労、夏やせ

口腔内の乾燥

  • 保険適応外の症状を含みます。
  • 上記の症状に応用が可能という意味であり、すべての症状が清暑益気湯で治せる、ということではありません。

清暑益気湯の使用のポイント

体液が消耗したことで、ほてりなどの熱症状、尿量は減少し色は濃い、
また、食後にだるいとか、食後に眠いとか、胃腸機能が弱っている人に適する方剤です。

暑気あたりでよく用いられますが、虚弱な方の脱水予防に(夏以外でも)使うことはできます。

清暑益気湯の注意点

白朮の代わりに蒼朮(ソウジュツ)を使っているメーカーがあります。

別の出典で、構成生薬の異なる同名の処方が存在します。

  • 用法用量や使用上の注意は、医師・薬剤師の指示、または添付文書の説明を守ってください。

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