薬剤師が漢方薬をわかりやすく解説します。漢方薬を使ってみたいと思っているかた、これから漢方薬を勉強しようとお考えのかた、みなさんが薬局やドラッグストアで漢方薬を選ぶときなどに(薬剤師さんや登録販売者さんも、)参考にしてください。

黄連解毒湯


黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

三焦の実火(実熱・熱盛)に対する基本処方。

出典

外台秘要方

組成

黄連(オウレン)
黄芩(オウゴン)
黄柏(オウバク)
山梔子(サンシシ)

適応症状

痒みや炎症の強い皮膚疾患(蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、ざ瘡)

高血圧、高血圧に伴う不眠・精神不安

各種の出血(喀血・吐血・鼻血・脳溢血・不正出血など)

胃炎

口内炎

過飲による動悸・興奮・二日酔い

不眠・めまい・心悸亢進・ノイローゼ

その他、さまざまな疾患に応用される

  • 保険適応外の症状を含みます。
  • 上記の症状に応用が可能という意味であり、すべての症状が黄連解毒湯で治せる、ということではありません。

ポイント

4つすべて熱を冷ます生薬からなる方剤です。

炎症・かゆみ・出血を抑える目的での基本処方になっています。

熱実証タイプ、体力がしっかりあり、のぼせ傾向、赤ら顔、イライラしている傾向がある人に適します。

注意

基本は、頓服で用います。

出血性の疾患の時は冷やして服用したほうが良いです。

山梔子の作用で下痢を起こすことがあります。

  • 用法用量や使用上の注意は、医師・薬剤師の指示、または添付文書の説明を守ってください。

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