便秘の漢方薬の基本処方として大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)がありますが、

そこから一つ発展した処方、

「調胃承気湯(ちょういじょうきとう)」のお話。

 

大黄甘草湯と、調胃承気湯。名前は全然違いますが、簡単です。

 

 

大黄甘草湯は2種類の生薬、つまり大黄と甘草のみでできています。

そこにもう一つ、芒硝(ぼうしょう)という薬を加えたものが、調胃承気湯です。

 

大黄甘草湯 + 芒硝 = 調胃承気湯

 

芒硝とは、天然の硫酸ナトリウム、もしくは硫酸マグネシウムです。

酸化マグネシウム(マグミット、マグラックス)などと同じ類(たぐい)のもので、

水分保持にはたらき、

便を軟らかくする作用があります。

 

便がコロコロで硬く、

大黄甘草湯では痛みがでてしまうときには、

調胃承気湯の方が適します。

 

調胃承気湯も、大黄甘草湯と同じく、漫然と飲むのではなく、

基本的には便秘の時のみ服用する漢方薬です。

 

調胃承気湯は、

のちに書くと思いますが、

「承気湯」と名のつく漢方薬の中では、

作用はやさしい方のものです。

 


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