葛根湯加川芎辛夷

根湯に、川芎(せんきゅう)と辛夷(しんい)を加えたもの、

それが「葛根湯加川芎辛夷」(かっこんとう、か、せんきゅう、しんい)です。

 

辛夷は、寒くて詰まった鼻の通りを良くする効果があります。

川芎は、カゼの頭痛に効果があります。

川芎も辛夷も体を温めます。

よって「葛根湯加川芎辛夷」の方が、「葛根湯」よりも体を温める強さが増しています。

 

 

ベースはやはり葛根湯ですので、

使うポイントとしては、

カゼの初期
悪寒と発熱
汗なし
項背部の強ばりがあるときで、

川芎と辛夷により、

特に頭痛と、鼻づまりのひどいときに適します。

 

鼻水と鼻づまりに効果があるということで、

カゼに引き続いて起こる副鼻腔炎、
アレルギー性鼻炎
花粉症
または蓄膿症のときの

鼻閉感が強い場合にも使われることもあります。

 

黄緑色のドロッとした鼻汁がたくさん出るとき、

つまり化膿性炎症が強いときは、「桔梗石膏」(ききょうせっこう)を合わせます。

葛根湯加桔梗石膏、

または、葛根湯加川芎辛夷 + 桔梗石膏 です。

鼻閉感はなくて、水っぽい薄い鼻水がたくさん出るときは、

葛根湯加川芎辛夷よりも、「小青竜湯」(しょうせいりゅうとう)などの方が使えます。

 

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