「六味地黄丸」(ろくみじおうがん)に、桂枝と附子を加えると「八味地黄丸」(はちみじおうがん)になります。

六味地黄丸 + 桂枝・附子 = 八味地黄丸

六味地黄丸に、温める作用を強化したかたちの処方になっています。

実際に処方がつくられた順番は八味地黄丸の方がはやく、八味地黄丸をもとに六味地黄丸がつくられたようですが。

 

 

六味地黄丸も八味地黄丸も「腎虚」の薬として有名です。

アンチエイジングの薬と言われたりもします。

一般的には、

「腎陰虚」のときは六味地黄丸、「腎陽虚」のときは八味地黄丸、とされます。

簡単にいうと、「ほてり」があれば六味地黄丸、「冷え」であれば八味地黄丸です。

八味地黄丸の中には六味地黄丸を含んでいることもあり、

もし「ほてり」と「冷え」が入り混じっている症状のとき

「腎虚」であれば、まず八味地黄丸が選択されることが多いです。

八味地黄丸を、別名で「腎気丸」(じんきがん)と言います。

 

「腎虚」というためには、

腰から下の力が弱い、足腰がだるい、腰痛、排尿トラブルなどの症状が必要です。

(この場合の排尿異常は、尿量が多かったり少なかったり様々です。)

そのうえで、手足の冷え、口の渇き、足裏のほてり、などのとき八味地黄丸が使えます。

 

ただし、この処方もやはり地黄を含みますので、胃弱の方は注意が必要です。

胃にもたれて食欲が落ちるようなら、食前ではなく食後に服用した方がいいです。

 

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