いらいら、怒りっぽい、のぼせ、顔面紅潮、目の充血、血圧上昇など、

頭に血がのぼっている感じ、

熱証(実熱)の症状のときに使える基本処方として

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)があります。

 

 

黄連解毒湯は、清熱薬として、

おもに炎症症状に用いられますが、

皮膚炎、口内炎、急性胃炎、充血、出血症状など、

しかしそれだけではなくて、

脳の充血、自律神経系の興奮が亢進している状態もまた、

熱症状ととらえ、

興奮状態を鎮静化する目的で使うことができます。

 

頭が冴えて眠れない

枕元で本を読むと、逆にのめり込んでしまい、眠くならない

日中の興奮(いらいら、怒り)を夜まで引きずって眠れない

など。

 

黄連解毒湯が睡眠作用を示すということではなくて、

あくまでも清熱作用で鎮静化するというイメージで、です。

 

注意点としては、

寒性(冷やす作用)が強いので、

熱証以外には用いない、ということです。

 

もうひとつ、

黄連解毒湯に似た処方で、

三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)があります。

それは次回に。

 

参考図書 ↓

高齢者の漢方治療―老化と安定平衡

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