不妊の話を東洋医学的にするとき、必ず「腎」(じん)の話がでてきます。

なぜなら中医学の理論でいうと

「腎」には、腎精というものが貯蔵されていて、

この腎精によって

・成長、発育

・生殖の機能

・老化

などが支配されるので、

腎精が不足すると、骨格・生殖機能・知能の衰えが起こる、と考えるからです。

 

 

「腎」は五臓のうちの一つです。

五臓は、心臓・肝臓・脾蔵・肺蔵そして腎臓。

 

この五臓には、「脳」が含まれていないのですが、

実際、西洋医学的に脳の中で行われているであろう、神経やホルモンの働きは、

生殖に関わることであれば、それは中医学的には「腎」のはたらきだと割り振って考えます。

 

ですので、

例えばなにか漢方薬を服用して、

生殖に関わる脳からのホルモンの状態が改善されたとして、

それを東洋医学的に説明しようとすると、

けっきょく、「腎を治す」とか、「腎を補う」というように表現されてしまうのです。

漢方薬のとっつきにくいところではあります。

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